MENU
スポンサーリンク

Photoshop【「ペンツール」オプションバーの解説】

本稿では、『 Photoshop 』の「ペンツール」のオプションバーの解説をします。

オプションバーには、選択範囲を編集、調整する機能があります。

本稿の記事

・ Photoshop【「ペンツール」オプションバーの解説】

・「ペンツール」の オプションバー

・オプションバーの各項目の設定・機能の解説

目次

Photoshop【「ペンツール」オプションバーの解説】

「ペンツール」の オプションバー

「ペンツール」のオプションバーを解説します。

「ペンツール」のオプションバー

「ペンツール」のオプションバー

「ペンツール」のオプションバー(6)・(7)・(8)・(9)の設定パネル

(6)・(7)・(8)・(9) の項目には、下記のように、クリックすると設定パネルが表示されます。

「ペンツール」のオプションバー(6)・(7)・(8)・(9)の設定パネル

オプションバーの各項目の「設定」・「機能」を解説

オプションバー (1) 〜 (10) の解説をします。

⑴ :選択しているツールのアイコンが表示されます。

クリックするとツールプリセットピッカーが開きます。

ツールモードを選択:「パス」または、「シェイプ」のどちらを描画するのかを選択します。

クリックすると、下記のプルダウンメニューが表れます。

「ツールモードを選択」のプルダウンメニュー

「ツールモードを選択」のプルダウンメニュー

作成:パスから、 (3)「選択…」・(4)「マスク」・(5) 「シェイプ」のいずれかを作る場合に選択します。

パスを選択後に、いずれかを選択することができます。

[ 選択… ]

下記の「選択範囲を作成」ダイアログが表示されます。

「選択範囲を作成」ダイアログ

「選択範囲を作成」ダイアログ

境界/ぼかしの半径:選択範囲のエッジをぼかします。

数値(ピクセル数)が大きいほど、ぼけるエッジの幅が広くなります。

ぼかす効果は、選択範囲内の画像編集による選択範囲外との急激な変化を、柔らかく徐々に馴染ませる効果があります。

アンチエイリアス:チェックを入れると選択範囲の曲線のギザギザを軽減し滑らかにします。

[ 選択範囲 ]

○ 新しい選択範囲:新規で選択範囲を作ります。

○ 選択範囲に追加:現在の選択範囲に追加した選択範囲を作ります。

○ 現在の選択範囲から一部削除:現在の選択範囲から共通箇所の選択範囲を削除します。

○ 現在の選択範囲との共通範囲:現在の選択範囲と共通箇所の選択範囲を作ります。

[ マスク ]:パスから新規ベクトルマスクを作ります。

「マスク」をクリックしたときの新規ベクトルマスクの画像です。

白い部分がマスク部分です。

青い線がパスを表し、背景の市松模様は透明を表しています。

新規ベクトルマスクの画像

新規ベクトルマスク

「レイヤー」パネルの「背景」レイヤー画像に、「新規ベクトルマスク」が追加されます。

「新規ベクトルマスク」が追加

「ベクトルマスク」が追加

「パス」パネルの「パス1」の下に、「ベクトルマスク」が作成されます。

「レイヤー0 ベクトルマスク」が作成

「パス」パネルの「レイヤー0 ベクトルマスク」

「レイヤー」パネル、「パス」パネルは、下記の方法で表示できます。

もし、選択範囲、マスクが必要な場合は、command キーを押しながら「パス 1」をクリックすれば、パスから選択範囲を作ることができます。

選択範囲から、レイヤーの画像にマスクしてもよいですし、アルファチャンネルとして保存することもできます。

「アルファチャンネル」とは?

[ シェイプ ]:パスから新規シェイプレイヤーを作ります。

「シェイプ」をクリックしたときの画像です。

黒い部分がシェイプ、青い線がパスです。

「シェイプ」をクリックしたときの画像

「シェイプ」をクリックしたときの画像

「レイヤー」パネルの「背景」レイヤーの上に、「シェイプ1」レイヤーが作成されます。

「シェイプ1」レイヤーが作成

「レイヤー」パネルの「シェイプ1」レイヤー

「パス」パネルの「パス 1」の下に、「シェイプ1シェイプパス」が作成されます。

「シェイプ1シェイプパス」が作成

「パス」パネルの「シェイプ1シェイプパス」

パスの操作:1つのパスにある複数のパスを合体する方法を選択できます。

パスの操作

パスの操作パネル

<パスの操作>パネル項目について解説します。

下記の「パス」のサンプルを使って解説していきます。

左が六角形、右が円のパスが交差しています。

「パス」サンプル

シェイプを結合:重なっているパス範囲が結合されます。

「シェイプを結合」を選択した選択範囲(マスク)

シェイプを結合したパスの選択範囲(マスク)

前面シェイプを削除 :重なっている前面のパス範囲が削除されます。

「前面シェイプを削除」を選択した選択範囲(マスク)

前面シェイプを削除した選択範囲(マスク)

シェイプ範囲を交差 :重なっているパスの交差している範囲に限定されます。

「シェイプ範囲を交差」を選択した選択範囲(マスク)

「シェイプ範囲を交差」を選択した選択範囲(マスク)

シェイプが重なる領域を中マド :選択されたパスの重なっている範囲が除外されます。

「シェイプが重なる領域を中マド」を選択した選択範囲(マスク)

「シェイプが重なる領域を中マド」を選択した選択範囲(マスク)

シェイプコンポーネントを結合 : 重なっているすべてのパスが結合し、 1 つのパス、選択範囲(マスク)が作成されます。

「シェイプコンポーネントを結合」を選択した選択範囲(マスク)

「シェイプコンポーネントを結合」を選択した選択範囲(マスク)

「シェイプコンポーネントを結合」を選択したパス

「シェイプコンポーネントを結合」を選択したパス

下記のように、選択範囲(マスク)は『「シェイプを結合」を選択した選択範囲(マスク)』と同じですが、パスでは異なっています。

「シェイプを結合」を選択した選択範囲(マスク)

シェイプを結合したパスの選択範囲(マスク)

「シェイプを結合」を選択したパス

「シェイプを結合」を選択したパス

重なった部分のパスが異なっています。

パスの整列:1つのパスにある複数(3つ以上)のパスの整列や分布の仕方を選択できます。

パスの整列・分布

パスの整列・分布

「パスの整列・分布」の機能

「パスの整列・分布」の機能

パスの配置:1つのパスにある複数のパスの重なり順を選択できます。

パスの配置

パスの配置

<パスの配置>パネル項目の解説

シェイプを最前面へ : 選択したパスを最前面に配置します。

シェイプを前面へ : 選択したパスをひとつ前面に配置します。

シェイプを背面へ : 選択したパスをひとつ背面に配置します。

シェイプを最背面へ : 選択したパスを最背面に配置します。

パスオプション:パスの太さ、カラーを選択できます。

ラバーバンド:クリックまでの、アンカーポイントとアンカーポイントを結ぶセグメントのプレビューの表示/非表示を選択できます。

「ラバーバンド」にチェックを入れると、アンカーポイントからポインターを移動しているときにセグメントをプレビューすることができます。

「パスオプション」パネル

「パスオプション」パネル

自動追加・削除:チェックを外すと、「アンカーポイントの追加ツール」または「アンカーポイントの削除ツール」への自動切り替えを無効にできます。

「自動追加・削除」を選択すると、描画中にラインセグメントをクリックしてアンカーポイントを追加したり、削除したりすることができます。

まずは、無料で始めてみよう!Adobe「 Photoshop 」& 「Lightroom」が使えるプランを見てみる

おさらい

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

写真・画像編集(補正/加工)/プリンティング・ディレクションの専門家

[ 処理点数:数十万点以上 ]
[ 実務年数:20年以上 ]

<経歴>
・スキャニング
・デジタル画像編集(現像・色調補正・加工処理)
・プリンティング・ディレクター
・カラーマネジメント
・Photoshop
・CameraRaw

<実績>
・国内海外の巨匠〜新進の写真家
・海外トップ ファッションブランド
・国公立美術館
・企業
 など
写真集・作品集・プリント・他、多数

<趣味>
登山〜街歩き・カメラ・野球観戦・音楽/映画鑑賞

スポンサーリンク

コメント

コメントする

目次