『 Photoshop 』の「スポイト ツール」について解説します。
・「スポイト ツール」とは
・「スポイト ツール」の機能と使い方
・「スポイト ツール」のサブメニュー
について解説します。
色調補正では、必ず、使用するツールです。
使い方はとても簡単です。
・「スポイト ツール」とは
・「スポイト ツール」の機能と使い方
・「スポイト ツール」のサブメニュー
「 スポイト ツール 」とは
「スポイトツール」とは、画像内のクリックしたポイントのピクセルの色情報（色の値）を抽出、サンプリングするツールです。
「 スポイト ツール 」の機能と使い方
スポイトツール
機能：色情報をサンプリングすることができます。
使い方：カーソルがスポイトに変わりますので、画像内の任意のポイントをクリックします。
下記で解説するパネルに、色の値が表示されます。
赤丸内のスポイトがクリックしてサンプリングしたポイントです。
写真の右、「 情報 」パネルの赤ワク内がサンプリングしたポイントのピクセルの色の値です。
左がRGBの値、右がCMYKの値です。
クリックしたポイントの色情報がツールボックスの最下部にある「描画色」に設定されます。
ツールボックス
❶ スポイト ツール
ここをクリックして、スポイト ツールを使用します。
スポイト ツールのサブメニューを選択することもできます。
スポイト ツールのサブメニューです。
❷ 描画色
描画色をクリックすると、カラーピッカー（描画色）ダイアログが表示され、色の情報を確認できます。
❸ 画像内のポイントをクリックしてサンプリングした色
描画色がサンプリングした色に変わります。
下記は、カラーピッカー の ダイアログです
❹ 新しい色：画像内のポイントをクリックしてサンプリングした色
現在の色：もとの色
❺ 画像内のポイントをクリックしてサンプリングした色のRGBの値
サブメニューの「カラーサンプラーツール」を使うと、複数箇所の色情報（色の値）を「情報」パネルに表示することができます。
下記のように、4ヶ所のクリックしたポイントの色情報を「情報」パネルに表示しています。（最大10ヶ所）
色調補正では、必ず、色を数値で確認しましょう。
「スポイト」ツールのサブメニュー
「スポイト」ツールのサブメニュー
3Dマテリアルスポイトツール
機能：3Dマテリアルをサンプリングします。
カラーサンプラーツール
機能：複数ヶ所のクリックしたポイントの色情報を表示することができます。（最大10ヶ所）
使い方：カーソルがスポイトに変わりますので、画像内の任意のポイントをクリックします。
ものさしツール
機能：画像内の距離や角度を測定することができます。
使い方：ものさしツールを選択します。
クリックした始点の位置からドラッグ（マウスをクリックしたままマウスを移動）し、計測したい点でクリックを解除（ドロップ）します。
「情報」パネルと「オプションバー」に、角度と寸法が表示されます。
ものさしツールのオプションバー
注釈ツール
機能：画像に添付できるテキスト注釈を作ることができます。
使い方：注釈ツールを選択し、画像内の任意のポイントをクリックします。
オプションバーの作成者ワクに注釈を入力します。
画像内の注釈アイコンにマウスを合わせると入力した注釈が出現します。
注釈ツールのオプションバー
カウントツール
機能：画像内のオブジェクトをカウントすることができます。
使い方：カウントしたいオブジェクトの任意のポイントをクリックすると、クリックしたポイントにカウントナンバーが表示されます。
カウントツールのオプションバー
「ものさしツール」「注釈ツール」「カウントツール」/ 画像を使った解説
「ものさしツール」：「情報」パネルに、計測した角度と寸法が表示されます。
「注釈ツール」：画像内の注釈ツールアイコンにマウスを合わせると注釈が現れます。
「カウントツール」：クリックしたポイントにカウントナンバーが表示されます。
まずは、無料で始めてみよう！Adobe「 Photoshop 」& 「Lightroom」が使えるプランを見てみる
コメント