デジカメ一眼レフの高画質・高再現力を、撮りっ放しでは活かせていない理由

デジカメ一眼レフの最大の特徴、メリット、長所は、高画質・高再現力です。

もし、撮影したまま、撮りっ放しの画像を使っているとしたら、デジカメ一眼レフの最大の特徴、メリット、長所を活かせていないことになります。

なぜ、撮影したまま、撮りっ放しの画像を使うと一眼レフの特徴、メリット、長所を活かせないのでしょう?

その決定的な理由について、簡単に、わかりやすく解説します。

せっかく、カメラは高画質・高再現力の写真・画像に仕上げられるスペックを持っていますので、それを活かさなければもったいないと思います。

目次

デジカメ一眼レフの高画質・高再現力を、撮りっ放しでは活かせていない理由

下記の画像、例①〜例④は、同一カットの画像が2点で1組になっていて、比較できるように上下にならべて配置しています。

上の画像は、<カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像>です。

下の画像は、<RAWというデータを使ってアプリで補正した画像>です。

RAWデータは、ほとんどのデジカメ一眼レフカメラで保存、記録でき使用できるデータです。

例①〜例④の各例を比較してみますと、違いが一目で解ります。

その違いが、「デジカメ一眼レフの高画質・高再現力を、撮りっ放しでは活かせていない理由」です。

例 ① :カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像

例 ① :RAWというデータを使ってアプリで補正した画像

例 ② :カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像

例 ② :RAWというデータを使ってアプリで補正した画像

例 ③ :カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像

例 ③ :RAWというデータを使ってアプリで補正した画像

例 ④ :カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像

例 ④ :RAWというデータを使ってアプリで補正した画像

解説

例①〜例④の<カメラが補正して保存した画像>と<RAWというデータを使ってアプリで補正した画像>を比較すると、雲や木々、山肌、コンクリートの壁のテクスチャー、川の水面の陰影など、再現力がまったく違うことが解ります。

臨場感や立体感、奥行き、メリハリ、光感・・・・別のカット、別の写真のようですが、同一カットの写真、画像です。

再現力が違うと、被写体のテクスチャーに差が出ますので、画質も違って見えます。

<カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像>は、カメラのスペックを全然活かしきれていないことがわかります。

すべての画像でこれほどの大きな違いが出るわけではありませんが、<カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像>より、<RAWというデータを使ってアプリで補正した画像>の方が、高い画質、高い再現力、美しい写真に仕上げることができます。

RAW+jpeg で記録できる設定で撮影すると、RAWデータと撮りっ放しの画像、jpegも保存、記録されます。

RAWデータには、<カメラが補正して保存した画像、撮りっ放しの画像>では、無くなってしまった雲や木々、山肌、コンクリートの壁のテクスチャー、川の水面の陰影などが保存、記録されています。

RAWデータを使えば、カメラの最高スペックの高画質、高再現力の写真、画像に仕上げることができます。

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