本稿は、おすすめのデジタルカメラのメーカーと機種名をご紹介します。
デジタルカメラを選ぶ条件はそれぞれと思いますが、本稿では下記の3つに絞ってご紹介します。
・「描写性能」(高解像、高画質、高再現)
・「携行性」(サイズ/重量)
・「価格」(コストパーマンス)
また、お得な支払い方法とシミュレーション、購入後のカメラとレンズの資産価値についても解説しています。
デジタルカメラの最大のメリットは、高い「描写性能」によって高解像、高画質、高再現の写真が撮れることでしょう。
そして、思い出のシーンを高解像、高画質、高再現で記録し、保存しておくことができます。
また、デジタルカメラのサイズがなるべく小さく軽ければ、多くの場面で活躍するケースが増えるでしょう。
「描写性能」が高い一眼デジカメのサイズ・重量はかなり小さく軽くなり、コストパフォーマンスが良くなっています。
本稿は、スマホ以上の高画質、高画質、高再現の写真を撮りたい、残しておきたいデジカメ初心者の方から買い替えたい方へ向けた記事です。
デジカメ【おすすめのメーカーと機種名|高い「描写性能」と「サイズ・重量」】
デジタルカメラを選ぶ条件は多々ありますが、本稿では下記の3つに絞ってご紹介します。
・「描写性能」(高解像、高画質、高再現)
・「携行性」(サイズ/重量)
・「価格」(コストパーマンス)
スマホでなくデジカメで撮る最大のメリットは、カメラの「描写性能」によって高解像、高画質、高再現の写真・画像が撮れることです。
その違いは、臨場感、空気感、立体感、階調の美しさ、テクスチャーなど、描写力、再現力の差となります。
また、カメラが小さく軽く持ち運びの携行性が高まると、あらゆる場面に持って行き安くなります。
そして、価格、コストパフォーマンス、支払いの負担も考慮する点です。
下記では、まず「おすすめのメーカー」と「おすすめの機種」をご紹介します。
また、本稿の後半では購入のヒントとして、「レンズや備品について」「お得な支払い方法とシミュレーション」「カメラとレンズの資産価値」について解説しています。
おすすめのメーカーとは?
おすすめのメーカーは、「描写性能」(高解像・高画質・高再現)にこだわるなら、断然、「ソニー」 がおすすめです。
理由は、デジカメの「描写性能」(高解像・高画質・高再現)はイメージセンサーの性能が担っており、ソニーが開発したイメージセンサーの性能は他社より「描写性能」が優れているからです。
そして、ソニーのミラーレスカメラは他社より小さく軽く持ち運びに有利です。
また、ソニーのミラーレスカメラは人気が高く資産価値が高いため、万が一、買い替えや売却することになった時、下取りで有利な点もおすすめできる理由です。
おすすめの機種【優先条件別に簡単にご紹介】
一眼デジカメにエントリーする方や買い替える方へ向け、おすすめの機種を簡潔にご紹介をします。
(おすすめの機種の詳しい情報は、「おすすめの機種【詳しくご紹介】」の項で改めてご紹介しています。)
一般のデジカメでは最も大きいイメージセンサーの「35mmフルサイズ」とその次に大きい「APS-Cサイズ」のイメージセンサーを搭載している機種をご紹介しています。
「35mmフルサイズ」の面積は「APS-Cサイズ」の約2.6倍あり、それだけ受光、集光できる光の量に差があります。
コンパクトデジタルカメラのイメージセンサーは小さくスマホとさほど変わらないため、本稿ではおすすめしていません。
「描写性能」、「携行性」、「価格」の3つの条件を優先条件別に、ソニーの一眼ミラーレスカメラを簡潔にご紹介します。
※ 機種名のリンクから、ソニーストアへダイレクトにいくことができ、そのカメラの特徴や情報をご覧頂けます。
そのページに、オレンジ色の横長の長方形に白文字で [ ご購入はこちらから ] とあるボタンをクリックして進むと、ソニーがおすすめするレンズ候補の記載や支払いシミュレーションなどを利用できます。
・[ ご購入はこちらから ] ボタンをクリックしても買い物かごに商品が入るだけで購入が決まるわけではありませんので安心してください
・利用後に買い物かごの商品を削除してください
・新規登録で、10%OFFクーポンがもらえます
◯「描写性能」高解像、高画質、高再現を最優先に、「携行性」持ち運びの利便性にもこだわる方におすすめの機種
<35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー搭載 6100万画素>
・「α7R IV(ILCE-7RM4A)」
・「α7R V」
◯ 「携行性」持ち運びの利便性を最優先に、「描写性能」高画質、高再現にもこだわる方におすすめの機種
下記の項、「おすすめの機種【詳しくご紹介】」では、おすすめの機種ごとに性能やおすすめのポイントなどを詳しく解説しています。
ソニーのデジカメをおすすめする理由を解説
ソニーが開発、搭載している新しいイメージセンサーの性能とは?
ソニーが開発したイメージセンサーとは「裏面照射型(Exmor R)CMOSセンサー」といい、従来の他社のカメラが搭載している表面照射型CMOSイメージセンサーと比べて集光率を大幅に向上でき、約2倍の感度と低ノイズを実現しています。
そのため、6100万画素という非常に高い画素数であっても高感度を達成できるため、低ノイズと広いダイナミックレンジを実現可能にしています。
イメージセンサーの感度は高くなるほどノイズの発生が低くなるため、高画質の画像を得ることができます。
イメージセンサーは、下図のように碁盤の目のように区切られていて、その1区画が1画素となります。
画素数とはその合計の数を表します。(例えば、下図の画素数は16画素となります。)
イメージセンサーの感度は、1画素当たりの集光率で決まります。
そのため、イメージセンサーのサイズが小さいままであったり、集光率を向上しないままで画素数だけを高くすると、1画素当たりの面積が小さくなるため集光率は低下します。
1画素当たりの面積が小さくなると感度が低くなるため画像のノイズは発生しやすくなります。
6100万画素ほどの高い画素数では1画素当たりの面積がより小さくなるため、他社のカメラの表面照射型CMOSイメージセンサーでは感度が低下してしまうため、画素数が高くなってもノイズが目立つようになります。
イメージセンサーの性能【「描写性能」の高さを決める条件とは?】
イメージセンサーの性能、「描写性能」(高解像・高画質・高再現)の高さを決める条件とは、イメージセンサーがより多くの光を受光、集光できることです。
イメージセンサーはレンズを通った光を受光し、その光情報から画像データを生成する役割を担っています。
つまり、より多くの光を受光、集光できるイメージセンサーを搭載しているカメラほど「描写性能」は高くなり、より高解像、高画質、高再現の画像を記録することが可能になります。
ソニーが開発したイメージセンサーの性能は他社のイメージセンサーより集光率が高いため、「描写性能」が高い画像を記録することが可能です。
多くの光を受光、集光できるイメージセンサーが記録した画像は、豊富な画像情報を記録しています。
そのため、臨場感や空気感、立体感、階調の美しさなどの描写力、再現力が高い画像を実現できます。
また、イメージセンサーがより多くの光を受光するためには、物理的にイメージセンサーのサイズを大きくして光を受ける面積を大きくすることです。
つまり、イメージセンサーのサイズが大きいほど、より多くの光を受光できるため「描写性能」は高くなります。
そのため、「35mmフルサイズ」、または「APS-Cサイズ」の大型のイメージセンサーを搭載しているカメラをおすすめしています。
ソニーが開発したイメージセンサーは、同じサイズの従来のイメージセンサーと比べて、約2倍の感度と低ノイズを実現しています。
「35mmフルサイズ」のミラーレスカメラは、ソニーが世界初
ソニーは「35mmフルサイズ」イメージセンサー搭載ミラーレスカメラを、世界初開発したメーカーです。
ミラーレスカメラは小さく軽く、フィルムカメラと比べると歴然の差があります。
その中でも、ソニーのミラーレスカメラは他社より小さく軽いです。
レンズのラインナップ、カメラの堅牢性について
レンズのラインナップ、カメラの堅牢性といえば、かつてはニコンやキャノンが優位でした。
しかし、ソニーのレンズのラインナップも今は充実しています。
そして、カメラの堅牢性ではトッププロの登山家が海外の標高が高い山岳撮影でソニーのカメラを採用しています。
私の登山レベルは比較にもなりませんが、ソニーのミラーレスカメラを肩がけや首から下げて約10年登山しています。
これまで、首から下げたカメラが岩などにゴツンとぶつかったり、カメラを肩がけしたまま窪みへひっくり返って転落したこともありましたが運良くカメラは無事でした。
もちろん、機械ですので一定以上の強い衝撃では壊れると思いますが、これまでソニーのデジカメを3機種使っていますが今のところどれも無事のまま使用し続けています。
雨天時は、なるべくカメラ、レンズが濡れないように、リュックやバッグに収納したり傘や防水カバーで対策しています。
機種を選ぶポイント
機種を選ぶポイントは、本稿の冒頭でもお伝えしました通り、下記の3つです。
・「描写性能」(高解像、高画質、高再現)
・「携行性」(サイズ/重量)
・「価格」
「描写性能」を最優先とするなら、「携行性」は悪くなり「価格」は高くなります。
「描写性能」を最優先とするなら、イメージセンサーは「35mmフルサイズ」になるのでレンズも「35mmフルサイズ」用になります。
イメージセンサーのサイズが大きいほどレンズも大きく重くなるので「携行性」は悪くなり「価格」は高くなります。
イメージセンサーのサイズが同じ場合は、画素数が多いほどカメラの価格は高くなります。
レンズの価格と画素数は関係ありません。
「価格」予算が許容できる範囲なら、イメージセンサーは「35mmフルサイズ」で画素数は控えめにし最新ではない機種を選ぶとコストパフォーマスが良いと思います。
また、ソニーストアですと<24回分割手数料0円>、<残価設定クレジット>などの購入方法があります。
おすすめの機種【詳しくご紹介】
機種を選ぶポイント
機種を選ぶポイントは、本稿の冒頭でもお伝えしました通り、下記の3つです。
・「描写性能」(高解像、高画質、高再現)
・「携行性」(サイズ/重量)
・「価格」
「描写性能」を最優先とするなら、「携行性」は悪くなり「価格」は高くなります。
「描写性能」を最優先とするなら、イメージセンサーは「35mmフルサイズ」になるのでレンズも「35mmフルサイズ」用になります。
イメージセンサーのサイズが大きいほどレンズも大きく重くなるので「携行性」は悪くなり「価格」は高くなります。
イメージセンサーのサイズが同じ場合は、画素数が多いほどカメラの価格は高くなります。
レンズの価格と画素数は関係ありません。
「価格」予算が許容できる範囲なら、イメージセンサーは「35mmフルサイズ」で画素数は控えめにし最新ではない機種を選ぶとコストパフォーマスが良いと思います。
また、ソニーストアですと<24回分割手数料0円>、<残価設定クレジット>などの購入方法があります。
おすすめの機種を「35mmフルサイズ」と「APS-Cサイズ」別に詳しくご紹介します。
ソニーのデジタルカメラは、一眼デジタルカメラ(レンズ交換できるカメラ)とコンパクトデジタルカメラ(レンズ一体型) があります。
ソニーの一眼デジタルカメラはミラーレスカメラのみです。
機種名には「α」 を冠しています。
「α」とは、もともとはミノルタのカメラでしたが、その後、コニカミノルタとなり、ソニーへと引き継がれています。
◯ 一眼ミラーレス「35mmフルサイズ」
静止画(写真)だけでなく動画の撮影も可能です。
α7 III
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:2420万画素
<ISO感度>:静止画撮影時:ISO100-51200(拡張:下限ISO50、上限ISO204800)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 62.7(奥行き)mm(グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:本体のみ/約565g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<価格>:
<おすすめのポイント>:最新のモデルではありませんが、35mmフルサイズと2420万画素のバランスのとれた組み合わせで明部から暗部の全域で美しく滑らかな階調の画像が撮れるベーシックモデルです。35mmフルサイズでは価格が安く、コストパフォーマンスの点でも優れた機種です。入門機として35mmフルサイズを選ぶならおすすめの1台だと思います。
α7 IV
<画素数>:3300万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO100-51200(拡張: 下限ISO50、上限ISO204800)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約131.3 x 96.4 x 69.7 mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:本体のみ/約573 g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:α7 IIIと比べ最大約8倍の高速処理が可能になっています。フラッグシップモデルのα1やα7S IIIで採用された最新の画像処理エンジンを搭載し、撮像や各種信号処理の実行まで随所で処理能力が大幅に向上しています。α7 IIIと同様にベーシックモデルですが画素数は2420万画素から3300万画素へ増えています。ベーシックモデルでは最新のため価格はα7 IIIより高くなっています。
α7S III
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:1210万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO80-102400 (拡張: 下限ISO40、上限ISO409600)、AUTO (ISO80-12800、上限/下限設定可能)、
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約128.9 x 96.9 x 69.7mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:本体のみ/約614g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:画素数を1210万画素と抑えている分ISO感度が非常に高いため、明部から暗部まで広い範囲の被写体を撮影できます。例えば夜景、夜空の星々など、暗いシーンでの撮影に適していて、ノイズの出やすい暗部の高い画質、再現力を実現します。
α7R IV(ILCE-7RM4A)
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:6100万画素
<ISO感度>:静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:下限ISO50、上限ISO102400)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約128.9(幅) x 96.4(高さ) x 67.3(奥行き)mm(グリップからモニターまで)>
<カメラ本体 質量>:本体のみ/約580g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:α史上最高の解像性能と階調性を実現している機種です。35mmフルサイズで6100万画素という高画素により、高い描写性能、高画質、高再現力を実現できるのはソニーのα7R だからこそです。圧倒的な描写力、臨場感、リアルな映像を再現できます。1世代前の機種ですが、価格は下がっています。(僕はα7R IV をメインで使っています。)
α7R V
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:6100万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO100-32000 (拡張: 下限ISO50、上限ISO102400)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約131.3 x 96.9 x 72.3 mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:本体のみ/約638 g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
おすすめのポイント:α7R IV(ILCE-7RM4A)の新機種です。最新の画像処理エンジン、画像処理アルゴリズムの見直し、手ブレ補正の新アルゴリズムなどが改善されています。α7R IV同様に、35mmフルサイズで6100万画素という高画素により、高い描写性能、高画質、高再現力を実現できるのはソニーのα7R だからこそです。圧倒的な描写力、臨場感、リアルな映像を再現できます。
α7C
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:2420万画素
<ISO感度>:ISO100-51200 (拡張: 下限ISO50、上限ISO204800)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)、
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約124.0 x 71.1 x 53.5mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:約424g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:コンパクトな35mmフルサイズとして開発された「7C」シリーズの最初のベーシックモデルです。35mmフルサイズα7でも他社より小さく軽いのですが、それより質量、体積が約80%程度小さく軽いです。イメージセンサーのサイズが1ランク小さいAPS-Cサイズのカメラと比べても遜色ないくらいです。コンパクトでもα7 III と同等の描写性能、画質、再現力を備えています。基本性能も同等を搭載しています。価格は35mmフルサイズでは非常に安価でAPS-Cサイズのα6700と同じくらいです。
カメラとレンズのセット販売、ズームレンズキット(本体: ILCE-7CL+レンズ:FE 28-60mm F4-5.6 )もあります。こちらのレンズも非常にコンパクトで、このズームレンズキット非常に小さく軽い(676g)です。
α7CR
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:6100万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO 100 – 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 – 12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約124.0 x 71.1 x 58.6 mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:約430g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:コンパクトな35mmフルサイズとして開発された「7C」シリーズの高解像モデルです。非常に小さく軽いですがα7R Vと同じイメージセンサーを搭載し、ソニーの最先端技術を搭載している機種です。
α7C II
<イメージセンサー>:35mmフルサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:3300万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO 100 – 51200 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 204800)、AUTO (ISO 100 – 12800、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約124.0 x 71.1 x 58.6 mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:約429g(メモリーカード + バッテリー = +85g)
<おすすめのポイント>:コンパクトな35mmフルサイズとして開発された「7C」シリーズの2世代目のベーシックモデルです。画素数が3300万画素と高くなっています。また、最新の画像処理エンジン、ディープラーニングを含むAI処理でより高精度な被写体認識が可能になり人物、動物、昆虫、乗り物など、より幅広い被写体を認識する機能が向上しています。
カメラとレンズのセット販売、ズームレンズキット(本体: ILCE-7CL+レンズ:FE 28-60mm F4-5.6 )もあります。こちらのレンズも非常にコンパクトで、このズームレンズキット非常に小さく軽いです。
◯ 一眼ミラーレス「APS-Cサイズ」
「APS-Cサイズ」とは、「35mmフルサイズ」の次に大きなイメージセンサーです。
α6700
<イメージセンサー>:APS-Cサイズ/裏面照射型CMOSセンサー
<画素数>:2600万画素
<ISO感度>:静止画撮影時: ISO 100 – 32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400)、AUTO (ISO 100 – 6400、上限/下限設定可能)
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約122.0 x 69.0 x 63.6 mm (グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:約409 g(メモリーカード + バッテリー = +84g)
<おすすめのポイント>:APS-Cサイズのカメラは、35mmフルサイズのカメラよりカメラ本体とレンズも安価です。デジカメが初めての方や携行性、価格を優先される場合で、画質、再現性も重視される方におすすめの機種です。1世代前のα6400はもっと安価です。
カメラとレンズのセット、ズームレンズキット(本体+レンズ:E 18-135mm F3.5-5.6 OSS)もあります。
レンズのE 18-135mm F3.5-5.6 OSSは、使用頻度の高い広角27mmから望遠202.5mm相当(35mm判換算)までをカバーし、光学7.5倍の高倍率ズームで風景、ポートレート、ネイチャーなど多彩な被写体に適しています。
レンズ/大きさ:最大径φ67.2mm、全長88mm、質量:約325g、最短撮影距離:0.45m
α6400
<イメージセンサー>:APS-Cサイズ/表面照射型CMOSセンサー(最新の<裏面照射型>ではありません)
<画素数>:2420万画素
<ISO感度>:静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能
<カメラ本体 サイズ(外形寸法)>:約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 49.9 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)
<カメラ本体 質量>:約359g(メモリーカード + バッテリー = +44g)
<おすすめのポイント>:α6700 より1世代前のモデルですので安価になっています。イメージセンサーは表面照射型CMOSセンサーで最新の<裏面照射型>ではなく、画素数もα6700よりやや低いですがエントリーモデルとしては充分な画質、再現力のある画像を撮れます。(僕はサブ機としている機種です)
カメラとレンズのセット、ズームレンズキットが3パターンあります。
① 高倍率ズームレンズキット:本体+レンズ <E 18-135mm F3.5-5.6 OSS>(レンズ/大きさ:最大径φ67.2mm、全長88mm、質量:約325g)
レンズ <E 18-135mm F3.5-5.6 OSS>の特徴/
使用頻度の高い広角18mmから望遠135mm(35mm判換算:広角27mmから望遠202.5mm相当)までをカバー、光学7.5倍の高倍率ズーム、また最短撮影距離0.45mという近接から花や生物などの被写体を撮り遠景はぼかした表現も可能です。
② パワーズームレンズキット:本体+レンズ<E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS>(レンズ/大きさ:最大径φ64.7mm、全長29.9mm、質量:約116g)
レンズ<E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS>の特徴/
広角16mmから望遠50mm(35mm判換算:広角24mmから中望遠75mm相当)までをカバー、約3倍のズームレンズ、最短撮影距離0.25mという近景まで撮れるレンズです。
③ ダブルズームレンズキット:本体+② のレンズ+レンズ<E 55-210mm F4.5-6.3 OSS >(レンズ/大きさ:最大径φ63.8mm、全長108mm、質量:約345g)
レンズ<E 55-210mm F4.5-6.3 OSS >の特徴/
中望遠55〜210mm(35mm判換算:中望遠82.5mmから望遠315mm相当)までをカバー、光学約3.8倍の望遠ズームレンズです。
下記の機種は上級者向けの機種です。
初心者の方へはおすすめではありませんが、一応、ご紹介しておきます。
プロフェッショナル向けの機種ですのでも最も高性能、高額なモデルになります。
◯ 一眼ミラーレス「35mmフルサイズ」
α9 III
α1
※ 上記でおすすめしたソニーのデジカメ一眼αに適合するレンズは、「Eマウント」のレンズです。
レンズを選ぶ際は、「Eマウントレンズ」であることを確認して購入してください。
※ ソニーの一眼ミラーレスαは人気が高く、発売から6年以上経っても人気の機種ですと約46%も資産価値が残っています。
レンズは特に「G Master」レンズの資産価値が下がりにくく、61%の価値があります。
新しいモデルほど資産価値があります。
購入のヒント【レンズ/備品について・お得な支払いシミュレーション・カメラの資産価値】
レンズについて
本稿でおすすめする機種は一眼ミラーレスカメラのため、カメラ本体とレンズも購入する必要があります。
レンズを購入される際は、「マウント」と呼ばれる規格に注意してください。
本稿でおすすめしているソニーの一眼ミラーレスカメラは、「Eマウント」という規格のレンズに適合しているカメラです。
ですので、レンズは「Eマウント」のレンズの中から選ぶ必要があります。
次に、「Eマウント」のレンズの中から、イメージセンサーのサイズに合ったレンズを選びます。
イメージセンサーが「35mmフルサイズ」であれば「35mmフルサイズ」用のレンズの中から、
「APS-Cサイズ」であれば「APS-Cサイズ」用のレンズの中から選びます。
メモリーカードについて
また、メモリーカードが必要です。
メモリーカードは、カメラがシャッターを切った直後に画像を保存、記録するメディアでカメラに挿入しておきます。
私は1日に1000点カット以上、撮ることが多いですし、万が一のためメモリーカードは2枚用意しています。
予備バッテリーについて
たくさん撮る際にはカメラの充電が無くなることがありますので、予備バッテリーは用意することをおすすめします。
カメラに装填してあるバッテリーの充電が無くなっても、純正バッテリーの予備を準備しておくと、交換後、直ちに撮影を再開できるので、通常は純正バッテリーを予備として準備します。
しかし、私はスマホ用の容量が大きめのモバイルバッテリーを使っています。
このバッテリーと充電用ケーブルを必ず携帯して、カメラの充電がなくなる早めのタイミングで、車の移動中や徒歩の最中に充電しています。
この方法のメリットは、モバイルバッテリーなら別の機種のカメラやスマホにも流用できることです。
デメリットは、カメラの充電がなくなると直ちに撮影の再開ができないことです。
私は3機種のカメラを持参しますので、その分の純正予備バッテリー、またはバッテリーチャージャーを用意するよりコストパフォーマンスを優先し、すでに持っていたモバイルバッテリーを使用しています。
モバイルバッテリーをすでにお持ちの場合は、なるべく流用した方がコストは抑えられますので、純正予備バッテリー、またはバッテリーチャージャーを購入する前に、電力(W)、電流(A)、給電に必要なポート数などを確認しておくと良いでしょう。
上記の方法は安全を保証しているわけではありませんので、十分に安全を確認してください。
特に、航空機、鉄道、バス、船舶など、公共交通移動機関での使用は火災などによる人命に関わる大事故に繋がります。
予算に余裕がある場合は、純正のバッテリー、バッテリーチャージャーをおすすめします。
お支払いの負担を軽減【お得な購入方法とお支払いシミュレーション】
カメラ本体の他にレンズとメモリーカードは必要です。
さらに、予備バッテリー、三脚、バッグなどの備品も購入すると、かなりまとまった金額になってしまいます。
一括払いの購入ですと、負担が大きくなることが考えられます。
無理な購入は避けるべきですが、負担が軽くなれば購入できる場合は<24回分割払い>、もしくは<残価設定クレジット>を利用すると一度の出費が抑えられます。
ソニーストアで購入すると、<24回分割払い>、<残価設定クレジット>ともに、24回まで分割手数料、利息は0円で購入できます。
月々のお支払い額は、下記の<お支払いシミュレーション>の項でシミュレーションと解説をしています。
<残価設定クレジット>とは、残価額を差し引いた代金を24回分割払いするので、通常の24回分割払いより月々の支払いを抑えることができます(分割手数料、利息0円)。最終回の25回目は商品を返却してお支払いを完了する、または残価額を支払って商品を購入するお支払い方法です。
ソニーストアには、各カメラの特徴や情報、販売価格、割引クーポンはもちろん、カメラ+レンズのセット販売、レンズの選択に役立つ情報、長期保証、プロのスクール、ユーザーどうしの写真投稿コミュニケーションサイトなど、さまざまな情報が揃っています。
また、カメラ本体とレンズ、備品を合わせた合計額、月々のお支払い額など、簡単にシミュレーションすることもできます。
さらに、購入からメンテナンスはもちろん、購入後の買い替え、下取りまでサービスまで準備されています。
上記のソニーストアのカメラの特徴や情報、サービスは、上の項「おすすめの機種【詳しくご紹介】」でご紹介した各カメラの機種名リンクから、ダイレクトにそのカメラの特徴や情報をソニーストアでご覧頂けます。
<お支払いシミュレーション>
例えば、α7 III ズームレンズキットILCE-7M3K(ボディ+ズームレンズ)(レンズ:FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS)を購入する場合のお支払いをシミュレーションしてみますと下記のようになります。(価格は、2025年1月現在)
ソニーストア販売価格 : 306,900円(3年長期保証付属・税込)
新規登録で10%OFFクーポンがもらえるので実際の購入価格は、276,210円(3年長期保証付属・税込)になります。
・<分割払い>:◯分割24回:12,700円/月(初回のみ:14,800円)、◯分割12回:25,500円/月(初回のみ:26,400円)
※ 24回まで分割手数料(利息)0円 (2025年1月現在)
・<残価設定クレジット>:<1回目・・・12,600 円>、<2回目~24回目・・・11,100 円>
<25回目・・・39,000 円>・・・商品返却時はお支払いは不要、またカメラのみ返却される場合は25回目にレンズ相当分の2,000円のお支払いとなります。残価額をお支払いして商品を購入することもできます。
※ 24回まで分割手数料(利息)0円 (2025年1月現在)
◯ ソニーストア販売価格 :276,210円(3年長期保証付属・税込)
・・・・・・24回分割利息0% → 返済額¥276,210円
◯ 最安値:¥221,899(長期保証別)くらい〜 3年保証は+¥14,300=計¥236,199
・・・・・・24回分割利息10% → 返済額¥283,438
◯ Amazon:¥246,494(長期保証別)くらい〜 3年保証は+¥14,300=計¥260,794
・・・・・・24回分割利息10% → 返済額¥312,952
上記は2025年1月現在の比較ですが、最安値のサイト、もしくはAmazonで24回分割払いで購入する場合の利息を10%として試算すると、ソニーストアで購入し24回分割払いで購入した方が返済総額は安くなります。
「α」の資産価値とは
ソニーの「α」は人気があり資産価値が高いため、買い替えや下取りの場合は有利です。
特に、新しいモデル、人気モデルのカメラ、レンズは資産価値が下がりにくいので高値で売却できます。
例えば、発売から6年以上経った人気モデルのカメラの場合、約46%も価値が残っています。
レンズの場合は、特に「G Master」レンズの資産価値が下がりにくいです。
備考:イメージセンサーとは
イメージセンサーとは、フィルムカメラのフィルムに当たる精密部品です。
下記画像のようにレンズを取り外すと見ることができます。
イメージセンサーは、レンズを通った光を受光し、その光情報から画像データを記録する役割を担っています。
フィルムカメラと同様に、物理的にイメージセンサーのサイズが大きいほど、より多くの光を受光できるため高画質、高再現の画像が撮れるわけです。
「35mmフルサイズ」と「APS-Cサイズ」の面積比は約2.6倍あります。
それだけ、受光できる光の量、光情報に差があることになるわけです。
備考:「35mmフルサイズ」と「APS-Cサイズ」の違い、差とは
「35mmフルサイズ」と「APS-Cサイズ」の違い、差は、下記の点にあります。
・色調の再現力、「階調」のクオリティー
・画質
・交換レンズ
・画角
・ぼけ量
・カメラのサイズ・重さ
・価格
「35mmフルサイズ」と「APS-Cサイズ」の違い、差について、下記で詳しく解説しています。
また、イメージセンサーについても解説しています。
デジカメ【イメージセンサーのサイズの大小が影響する点とは?】
備考:ISO感度 とは
ISO感度とは、レンズから入ってきた光をカメラ内でどのくらい増幅させるかの指標です。
ISO感度の数値が大きいほど高感度になります。
ISO感度の数値を100から200、200から400、400から800にすると、それぞれの感度は2倍になります。
例えば、ISO100からISO200にすると感度が2倍になるので、光の量が半分だとしても感度を2倍のISO200にすればISO100で撮影した画像と同じ明るさの画像になります。
夜景など暗い環境で撮影するとき、ISO感度の数値を大きくし光の量を増幅することで画像が暗くならないようにできるわけです。
また、シャッタースピードを遅くする必要がなくなるのでブレを防ぐことができます。
ただし、数値が大きくなるほどノイズが発生しやすくなります。
まとめ
デジカメを選ぶ条件を・「描写性能」(高解像、高画質、高再現)、・「携行性」(サイズ/重量)、・「価格」に絞って、おすすめのメーカーと機種をご紹介しました。
ご紹介したおすすめのデジカメは「描写性能」が高く、スマホでは決して撮れない写真・画像を撮ることができます。
その画像は高解像、高画質、高再現ですので、臨場感、空気感、立体感、階調の美しさなどの描写力、再現力は、高いクオリティーを実現できます。
私は、一眼デジカメのエントリー機は「APS-Cサイズ」のα6400 を選びました。
数年間、このカメラを登山や旅先などへ毎回持っていき、たくさんの写真を撮りました。
現在は「35mmフルサイズ」6000万画素のα7R IV で撮っていますが、最初からこのカメラで撮っておけば良かったと後悔しています。
なぜなら、α6400 で撮影した場所を改めて訪れ直すことは数年という時間を要しますし費用の面からも不可能だからです。
その場所の中には、7R IV で撮っていればどんな画像になったのだろうと思う場所や美しく圧巻の光景にも出会いました。
また、カメラを持って来ていないときに、撮りたい光景と遭遇することもあります。
カメラで撮る目的や達成感は人それぞれだと思います。
ぜひ、その目的を達成し、後々に後悔のない写真・画像を撮っていただきたいと思います。
本稿が、その一助になれば幸いです。
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